【徹底考察】大友宗麟-豊州ノ雅王-

はじめに
外れ天になりがちな大友宗麟。
30章大殿で初期スキル「豊州ノ雅王」はどんな影響力があるのか?
Xを眺めているといろいろと考察している人がいたので考えてみることにしました。
豊州ノ雅王の性能
基本性能


鍛錬レベル | 防御効果 | 効果上昇 |
---|---|---|
レベル10 | 420% | – |
TR1 | 440% | +20% (4.7%) |
TR2 | 470% | +30% (6.8%) |
TR3 | 520% | +50% (10.6%) |
TR4 | 580% | +60% (11.5%) |
TR5 | 650% | +70% (12.1%) |
TR6 | 730% | +80% (12.3%) |
「豊州ノ雅王」は、本丸防御陣形の第2列目から第6列目に効果がかかるスキルになります。
そのため、第2~6列目の部隊防御力を合算した数値対してスキル効果がのっかってきます。
また、覇毛利や覇最上のように、全体の火力を○○%アップするスキルがあるとその分の効果も上昇します。
例)最上と毛利が入っている部隊の防御効果の計算
(防御効果)=420×(1+0.2+024)=604.8


また、6列目に配置した武将の防御力は本丸防御陣形のボーナス効果で実質2倍して計算されます。
例)420%×2=840%

まとめ
効果対象:本丸防御陣形の 2列目〜6列目の部隊
注意点:①虎将鉄牙などの効果対象となる。6列目は実質防御効果が2倍になる
→本丸防御陣形に配置する部隊の防御力が高いほど防御効果の伸びが大きくなるスキルです。
防御効果の計算
豊州ノ雅王の効果は、本丸防御陣形の2~6列目にかかるので、まずはその基礎防御力を考えてみます。
基礎防御力の計算式
2列目防御力 + 3列目防御力 + 4列目防御力 + 5列目防御力 + 6列目防御力 × 2
防御効果の計算例:
過程として、2種類の本丸防御陣形を考えようと思います。
1つ目は、防御火力重視で部隊を組んだ場合の火力
2つ目は、銭部隊1つを入れて組んだ場合の火力
です。
ここでは、簡単のため鍛錬なしの420%を防御効果として考えようと思います。
まずは、防御火力重視の場合です。
少し低めかもしれませんが、ちゃんと火力部隊を組んでいるなら、やたらめったに外してはいないと思っています。
■防御火力重視の場合
- 2列目:防御力 75万(デバフ部隊など特殊要員)
- 3列目:防御力 125万
- 4列目:防御力 125万
- 5列目:防御力 125万
- 6列目:防御力 250万(柳生部隊or宇喜多帰蝶真似部隊)
2~6列目の基礎防御力を合計すると:
75万 + 125万 + 125万 + 125万 + 250万×2倍ボーナス = 950万
これに豊州ノ雅王の効果(420%)を適用すると、防御力として3990万程度を見込むことができます。
防御力125万の第3列目に大友宗麟を配置した場合、初期スキルの防御効果を算出してみると、
(初期スキルの防御効果)=3995万(上昇した防御力)÷125万(所属部隊防御力)×100=3196%
となります。
■銭部隊1つを入れて組んだ場合
- 2列目:防御力 75万(デバフ部隊など特殊要員)
- 3列目:防御力 75万(銭部隊)
- 4列目:防御力 125万
- 5列目:防御力 125万
- 6列目:防御力 250万(柳生部隊or宇喜多帰蝶真似部隊)
2~6列目の基礎防御力を合計すると:
75万 + 75万 + 125万 + 125万 + 250万×2倍ボーナス = 900万
これに豊州ノ雅王の効果(420%)を適用すると、防御火力は3780万になりました。
防御力75万の第3列目(銭部隊)に大友宗麟を配置した場合、仮に初期スキルの防御効果を算出してみると、
(初期スキルの防御効果)=3780万(上昇した防御力)÷75万(所属部隊防御力)×100=4261%
となります。所属部隊の基礎防御力が低いほど、初期スキルの防御効果の効果は大きめに出てきますが、上昇値は一緒です。(125万の部隊にいれている場合は3024%)
そう考えると、なるべく部隊火力の低い部隊に大友を入れておくとコスパは良くなるかもしれません。
他のスキルとの比較
本丸防御陣形や、鍛錬のレベルにもよりますが、火力特化の本丸防御陣形であれば、1スキルで4000万程度の火力UPが狙えるということがわかりました。
しかしながら、実際にほかのスキル。特に、○○%総防御力を上昇させる系のスキルと比較してどの程度やれるのか?を考えていこうと思います。
ここで、例えば……ですが、こんな部隊には大友を配置すべきではないというのは明らかです。

イメージとしては、赤枠の長なところに入れてていくのがいいのかなぁと思っています。

というわけで、雰囲気で計算をしていきます。
あまりやるのは大変なので、果心部隊で計算します。
ここでは、山中初期スキルの御家再興ノ秘策と、大友初期スキルの豊州ノ雅王について、どちらの方が火力UPへの効果が大きいかを考えてみます。
果心部隊:仮に妖魅魔眼の効果を1240%とします。
この状態でめちゃくちゃ概算してみます。
①果心(3自真似)、天守、今井(3真似)、山中(3真似)→10発動
175×1240%×10≒2億
御家再興ノ秘策の効果→2.2億×15%=3250万
②果心(2自真似)、天守、今井(3真似)、大友(3真似)
豊州ノ雅王の効果→さっきと同じと仮定して4000万
こうしてみると、豊州ノ雅王は極の1.15倍系のスキルよりは火力上昇が見込めそうということがわかります。
なお、①の山中が毛利になった場合は5500万程度になるのでこの現象は逆転します。
ただ、このあたりの計算はものすごく複雑になってきます。
後で解決方法を上げようと思いますが、とりあえず3真似などにして入れておくとそれなりに役に立つ。
ということがわかっていただければよいのかなと思います。
大友宗麟(豊州ノ雅王)の運用方法
今までの結果をもとに、大友宗麟の運用方法について考えていきたいと思います。
まず、効果を最大限発揮する本丸防護陣形のくみかたは、以下のようになると思います。
- なるべく基礎防御力が大きくなるように本丸防御陣形を組み立てる
- 基礎防御力の高い部隊を 6列目 に配置する
- 大友宗麟自身はなるべく防御力の低い部隊に入れておく
次に、既存の本丸陣形の武将で、大友との入れ替えにおすすめの武将
- 初期スキルの効果が出ていない3真似武将(おすすめ度:★★★★★)
- 銭部隊の4真似、3真似武将(おすすめ度:★★★★★)
- 初期スキルが死んでいるデバフ部隊の武将(おすすめ度:★★★☆☆)
- 極の総防御力1.15倍系武将(おすすめ度:★★☆☆☆)
- コスト調整武将※(おすすめ度:★★★☆☆)
※大友は5コスだが、三千世界・仙境・龍驤などのコストカットスキルを付与することで配置コストを抑え、低コスト武将として穴埋めに使う
まとめ
入れ替えるだけで数千万火力UPを目指せる武将
あくまで「初期スキルが弱い武将と入れ替える」ことと「本丸防御陣形の基礎防御力がそれなりに高い数値」であることが前提条件になりますが、入れ替えるだけで本丸防御陣形を強化できる武将であると考えました。
「豊州ノ雅王」は単体で火力を伸ばすスキルではなく、陣形全体を底上げするスキルという位置づけになるため、近年追加された「一般的に強力な武将」とも相性が良さそうだなと思いました。
シンプルに指揮兵士数を上昇させて基礎防御力を強化する帰蝶や北条氏康


兵種自身の防御力を上げる30章天の武田信玄

兵科統率を上げる奥村や今井


他にも、毛利や最上といった武将とも相性が良いなと思っています。
意外と息が長いかもしれない
今回は数千万程度火力が伸びるよと言いましたが、そもそもの編成の仕方・今後の追加武将によって火力がさらに上がるかもしれない武将となっています。
スキル性能としても、後続で変なシクレ・プラチナ極にスキルを乗っ取られなければオンリーワンな効果になるはずです。
基本IXAは攻撃の育成がメインになるため、防御を鍛える人は相対的に少なく、市場でも多少安く手に入ります。防御メインでやっている人は、武将入れ替えを検討する価値は十二分にあるのではないかと思いました。
最後に
今回、とにかく計算が大変だよねということで、計算ツールも用意してみました。
キン肉バスターに通じるところがあったので、そのついでに作成したものになります。
もっとこうしてほしい!!
などの要望があれば、X(旧Twitter)なんかでDM、リプをくれたらなるべく実装します。
今回の記事が参考になった方は、ぜひX(旧Twitter)などでコメントいただけると幸いです。
それでは今回はこのへんで~
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
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